以前、「Web広告ライター」でエントリーしたことがありましたが、その背景にはその時期の出版物でブログでの「ライティング」に関する記事が多かったから(だったと思う)。本当はもっと奥深かったのかも知れないですが、どうしたら皆に読んでもらう記事になるか、ということについて書かれていたように記憶しています。
そこで「ビジネス」として考えたときに、広告なんだけど広告っぽくない表現、要はニュースヘッドラインや週刊誌の見出しみたいなコピー、その先の記事を読ませるためのトリガーとなるコピーが重要になるだろうね、と言う意味で「Web広告ライター」について触れました。
その数ヵ月後、「Webライター」として各種専門誌でまたライティングに関するニュースを見るようにもなりました。うん、やはりWebサイト制作においてライターの存在は重要だと思います。ボクなら、ある特定のコンテンツに必要なキャッチコピーを書ける人よりも、むしろサイト全体を監修できる編集者とか記者みたいなポジションから文章を書ける人を求めます。
Webサイトを企業の独自メディアと捉えれば、やはりその制作作業は「編集」とも言えると思います。ブログにしてもメルマガにしても継続的な情報発信はつづきますし、サイト(メディア)があって、そのWebマスター(編集者)が居る、みたいな感じ。以前は企業のWebマスターは更新管理、どちらかというと技術的な作業をする人、みたいなニュアンスが強かったですが、現時点でボクの中では自社の情報をキチンと整理し、的確な表現で外部にアナウンスできる人が適任、と思っています。
実際、そこはアウトソーシングされるケースも多いと思うので、その場合は情報発信する側との情報共有、円滑なコミュニケーションが求められますね。
そのサイトを編集した人がSEO/SEMの領域まで踏み込めれば、そのサイトはマーケティング的にかなり厚みが出そうじゃないですか?
ある意味、ライターこそが技術面以外のWebディレクション(コンテンツ制作)を監理できるんじゃないかとさえ思えます。