最近、TVCMやポスター、新聞や雑誌広告から、Webサイトへ誘導する手法として、図のように“検索”を促すメディアミックスが盛んです。キャンペーンは終了してしまいましたが、富士通の[地底人]、日産マイレージキャンペーンの[ユリゲラー]、三井住友銀行の[お風呂上がり]などが思い浮かびます。
本日時点でも検索が有効なのは、こくみん共済の[1600円]。検索結果に反映されることを確実にするためにスポンサーサイトを利用しています。(Yahoo!、google、MSN)
当然、企業名や商品/サービス名でも良いのかと思えますが、複数のサイトを保有する企業のキャンペーンサイトであったり、より強いインパクトを残すための“意外性”を狙ったりしている部分もあるんでしょう。
これらは、ちょっと前には今ほどメジャーな手法ではなかったと言えますが、その背景として、検索エンジンへの“信頼度”の向上が挙げられるかと思います。「このキーワードを入力すれば、このサイトへ辿り着けるんだな。」ということが普通に考えられる、ということです。その前は、URLそのものを記載してたりして、なるべく簡単なドメインにしたり、というような戦略もありましたが、この国はそもそも、英語圏ではないので、スペルミスなどもあるでしょうから、日本語検索する、という行為はWebサイトへのアクセスを促す検索エンジンマーケティングとして非常に有効かと思います。