SEO的な『meta(メタ)』タグという意味ではなく、『meta(メタ)』そのものの概念の話。
『meta(メタ)』というのは、「…の上」「…を超えた」「高次の」ということを意味する英語の接頭辞です。
“~メッセージ”とか“~コミュニケーション”とか、倫理、心理学の論文にも多く引用されています。
何かの受け売りですが、コミュニケーションのためにダイレクトに「言葉」で伝えられるメッセージが40%、残りの60%は「表情」「話し方」「身振り手振り」といったような「言葉」以外のメッセージらしいです。
コミュニケーションを行う課程で、その60%の部分に意識的に頼ってしまうことはよくありますし、また、その手法が成立する関係性が在る程、円滑なコミュニケーションが成されている、という解釈もできます。
「まぁ、いわゆる、あれですよ、あれ…」と、ジっと相手を見る。言葉を超えて、何かを伝えることも可能なわけです。相手も「あー、なるほど」なんて言っちゃったりして。
(※HTMLの記述である『metaタグ』は直接はブラウザに反映されません。語源もこの辺にあるのでしょうか?本当のところはわかりませんが…。)
ウェブはテキスト(文章)でコミュニケーションを行うメディアですから、前述の40%の部分に頼らざるを得ません。最近のブログブームに関わらず、ウェブ全般には「ライティングのテクニック」が注目されますが、これもまた、突き詰めれば『コミュニケート』するというところに辿り着くような気がしたりしてます。
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