ボリュームも増えてきたし、テーマも一概に特定のもので括れなくなったから、『コンテンツ』をのれん分けしてみよう、という単純な発想で、とあるリニューアル案件にてサイトを2つに分けてみました。
その企業で扱っている新商材(サービス)が比較的、コアなユーザーへ向けられたもので、本体サイトが狙う顧客層とも少々ズレがあったためです。当然、検索キーワードなども意識していましたから、それぞれのサイトが持つコンテンツは、狙うべきキーワードに対して深みが増しました。Yahoo!Japanビジネスエクスプレスでカテゴリ登録も済ませ、アクセス数はなかなか伸びています。1つのサイトで、あれも訴求したい、これも訴求したいというご要望は当然理解できます。ただ『検索エンジン』という決め打ちされたキーワードに対応した結果をはじき出すシステムにおいては、焦点がボケることになってしまいます。
ECサイトでは『サテライトサイト』という呼び名もあると最近知りました。互いを補完するために存在できるなら、これは有意義な手法ですね。
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