継続すること

Webサイトによる販売促進効果はやはり求められるところも多いのですが、釈然としないのはいわゆる印刷媒体の焼き直し的な情報が多い、というところ。
それはそれで「情報資源」として有効だと思うのですが、ユーザーが欲しい「それ以上の情報」をキチンと提供できているでしょうか。業種やサービス内容によっても訴求の仕方は変わるかと思いますが、例えば印刷媒体を通してサイトに辿り着いたユーザーへのさらなる情報提供や、その後に展開するコミュニケーションを無視したくありません。

Webサイトを宣伝媒体と考えると、ある一定基準の情報を網羅した時点で、企業側にある種の満足感が生まれてしまうところは否めないかと思います。
制作を開始した段階では「最新情報」や「ブログ」などのコンテンツの必要性を判ってはいたはずなのですが…。
Webサイト運営のメリット/デメリットを正確に伝えられていないということは、ボクらのアナウンスもまだまだ足りないところも多いのでしょうが、Webサイトをつくるからには「継続して情報提供をしていく」という作業が付き纏うことを強く意識すべきです。

何かをつくる、という瞬間的なエネルギーよりも、継続することの方がやはり難しいんですけどね。年の初めに自分にも言い聞かせてみたり。