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2005/04/09

コメント

Tan

ひょんな事から立ち寄りました。自称SEです。
せっかくなので日ごろの疑問を質問していいですか?
システムにはライフサイクル(勝手な自論ですが)があって、
①開発期
②安定期
③成長期(システムのカスタマイズ)
④停滞期(時代に合わなくなってきた)
⑤廃棄
がありますがWebはどうなんでしょう?

realpad

どうもです。いつもお世話になっております。
ライフサイクルですか、これは企業さんのモチベーションによりますね。業種業態によってマチマチだと思いますが、一頃は2年と言われていた時期もありました。販促活動に慣れた(活発な)企業さんほどリニューアルサイクルは短い、と言えると思います。商品/商材の回転が早いもの、とも言えますね。例えば、住宅メーカーさんなんかがそんな感じですね。
最近のボクの理想では、一般的な「会社案内」サイトはコンテンツが比較的FIXなので、ある程度長持ちするようなベーシックなパターン(静的なHTMLサイト)で。商品/商材のサイトはFLASHやブログを使用した動的なサイトでサテライトサイト化できれば、と思ってます。
「開発期」という部分は制作期間ですね。入り方だと思うのですが、「目的を持って制作されるサイト」と「持つことが目的のサイト」に大別できると思います。やはり、まだまだ後者が多いのが現状です。この場合、「せっかくつくるんだから、なるべく早く」ということになってしまいます。
「安定期」「成長期」というのは、運用、更新に相当しますね。立ち上げ後は、公開を急いだあまりにポロポロと、訂正箇所がしばらく出てきます。それが落ち着いてやっと手離れしたという感じですね。更新されるコンテンツがあらかじめ決まっていれば、軌道に乗せられますが、イレギュラーな更新というのは案外多いです。コンテンツが増えれば、ナビゲーションにまで影響します。サイトのページネーションや整合性が取れなくなるほどにカスタマイズを繰り返せば、結果的にフルリニューアルです。
「停滞期」ですか…、これは微妙ですね。これに関してはビジュアル面ってことになりますかね。新しい技術は日々、生まれています。例えば、1年前にBLOGをやりたい!と言った企業さんは居なかったですから、新しい手法/技術がメインストリートに出てきたときに、一つ前のものは旧タイプへと格下げになるんですかね。webの場合は見た目と技術が絡みますので、ある意味、システムの「停滞期」とはカブるところもあるかもしれません。
見た目に関しては「今っぽいデザイン」を追いかける、もしくは、創っていくしかないですね。ボクらの場合は、見た目はクライアントさんの意向が入りやすいので、価値観を共有できなければ、意図するものには100%は落とし込めないんですけどね。

Tan

詳しい説明ありがとうございます。勉強になります。
でも目に見えて客観的に判断されてしまう世界は難しいですね。目に見えないプログラムの世界は使いようによったら平気で10年は動いてますから。

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