先日の投稿でも、クライアントがとてもよく勉強しているなぁ、と書きましたが、ホント最近そういった話が多く、例えば著名なコンサルタントが行っているIT/Web系のセミナーに参加したとか、社内で勉強会を行っているとかよく耳に入ります。
リニューアルひとつにしてもデザインの改善やアクセス数(集客)アップということよりも、業務効率化や売上に直結する機能/仕掛けにまで踏み込んだご相談が多くなっています。広告媒体そのもの、販促活動のひとつとして切り取られたツールではなく、自社のビジネスモデルを理解した上で、総合的なマーケティング活動の中へ落とし込むツールであるべき、という判断をされています。
おそらく過去に「デザイン」にこだわったリニューアルや「集客」にこだわった仕掛け、という戦術を経験してきた上で、やはりそれらがダイレクトに最終的な目的を達成するための決定打にはなっていない、ということなんでしょうね。
お断りしておきますけど、もちろん格好良いサイトをつくることや、とにかくサイトへ人を集める、ということが目的である場合もあります。
で、続き。となると、こちら側にもクライアントのサービス/商品に対して“Web”でどうこうする、という事だけを考えるのではなく、先入観や固定観念を捨ててクライアントのビジネスモデルと向き合う姿勢も求められてきます。自分が何をどこまで求められているかの判断だけは間違わないようにしたいと。
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