先の総選挙時には衆院解散や総選挙そのもの、そして代議士に言及するブログが非常に多く、その後も選挙関連の発言が活発です。
時を同じくして「Google」のBlog検索サービスのベータ版が公開されました。
自分が仕事で動く範囲にしてもやはりブログの話題は非常に多いですし、全てのサイトがブログ化してしまうのではないだろうか?という勢いを感じます。状況は変わり、「ブログって何よ?」という説明に困ることは少なくなりましたが、一気に世に知れ渡ったブログはその優れた機能(コメント・トラックバック・RSS)の話題よりも、むしろ簡易なCMS(コンテンツマネジメントシステム)としてのアナウンスが先行しているようです。まぁ、それはそれで“あり”だとは思いますが。
認知のされ方はマチマチだとしても需要が多いことは確か。となるとブログ構築の案件も自然と増えてきます。Webデザイナーにはブログツールをインストールする技術やサーバー環境の見極め、CSSを利用したブログのデザインテンプレートを作成できるスキルなどが必要になります。ブログになったのならとりあえずOK、という顧客満足は無いかと思いますので、今後はビジュアル面での差別化ももっと活発になりそうです。
でも、やはり問題なのは運用面。静的なサイト以上に運用面をしっかり考えていかないと、せっかくのCMS機能が全く無駄になってしまいます。ブログであるが故にコンテンツの更新が滞れば、即、ダメサイトの雰囲気が漂います。ユーザーは敏感ですから「なんだこのサイト、ブログなのにちっともコンテンツが追加されないぞ」となるわけです。ブログのメリットを使いこなせないと、リスクとして跳ね返ってきますのでご注意を。
こんにちは。
ブログがCMSですか…確かにアリな路線なのかもしれません。単に「日記」と思って始めた私にとっては、一定の更新が(訪問者との)お約束のような気もしています。
ダメサイトの雰囲気はブログの方が漂いやすい気がするし(苦笑)、最初にどんな位置づけのブログなのか(CMSなのか、更新を頻繁にするのか等)をはっきりさせることが大事なのかもしれませんね。
でないと、仰るとおり、跳ね返ってくるリスクがすごそう…。実は一つほったらかしているブログを持っているので、どうにかせねばと思います。
投稿情報: orange and chocolate | 2005/09/19 17:37
いや、個人のは良いでしょう(笑)
結局、一般的なサイトも同じで更新をほったらかしにすると本末転倒ですよね。
企業のブログなのに!というところがヤバイわけで。ブログ=情報発信の意欲満々という見方は少なからずされるでしょうから。
純粋にCMSとして利用する場合は、カレンダーや、コメント/トラックバックなど外してしまう方法もアリで、そうなってしまえば、静的なサイトとなんら変わりはないんですけどね。(ブログの管理画面を利用して)最新情報などを投稿した際のRSS(良いとこ取りで)の機能だけを利用するというわけです。
投稿情報: RealPad | 2005/09/19 23:46