まだまだサイトマップや仕様書だけでは、サイトの全体像はクライアントには伝えづらく、手探り状態で進むことがままあります。いかにたくさんヒアリングしてもね。
やっかいなのは、納期が設定されているにも関わらず、根本的にこれから制作するWebサイトが実現できることがまだ見えていないケース。極端な話、ビジネスモデルすら曖昧だったり…。要は制作の課程で何かが生まれる、と期待されているんだろうけど、それは間違い。一緒にビジネスプランを考えていくことから依頼して頂く事ももちろん結構なのですが、納期やコストを度外視した“期待”に応えることにはやっぱり無理があります。
過去にも何度も言ってきましたが、「つくれば何かが劇的に変わる」ということは根本的には無いはずなんですよね。
客観的に見てると、サイトそのものの質よりもリリースのタイミングが最重視されてたりして「一体、なんでこの曖昧な状況下で、企画がスタートするのかなぁ?」と首を傾げるケースもあったりします。
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