見積りはずーっと書いてるのですが、まぁ、Web制作って印刷物とかではないので、定型のフォーマットで書けるものではないと思ってます。案件毎に微妙にカスタマイズしたりもしますしね。
いつも悩むのは正式な企画が通る前のいわゆる“概算見積り”。「大体でいいから」と言われても、これは正直困ります。過去にその“概算見積り”で稟議書を通されちゃったりして慌てたこともあったので…。
Web制作に限らず、0(ゼロ)からの「モノづくり」をする業種では皆が悩ましい部分かと思います。
静的なサイト全盛時代も基本的にはページ単価の概念というか、単価要素は排除してきたのですが、動的なサイト(システム関連とか)が増えてきて、クライアントさんにはサイト構築の作業内容がますます見えづらくなっています。「システム基本設計」と「システム詳細設計」は何が違うんだ?「システム開発」はまた別の話なのか?といった具合です。
きちんと作業内容とその作業に対する価格の根拠を提示する必要があります。やはり納得のいかない見積りは通りにくいです。
見積もりは制作物よりも先に評価される重要なポイントです。「一式幾ら」では、まぁ納得はいかないでしょうね。そういったわけで「直接はシステム開発をしない」、「プログラムを書かない」ディレクターも、スタッフに掛かるコスト(労力と時間)は把握していないとならないわけです。
お世話になっております。
見積書は私もいつも悩みます。ただ私の場合たちが悪く、自分で見積もり書いて自分で造るので冷静な判断できないんですよね。
特にシステムは目に見えない部分、マンションじゃないけど手を抜こうと思ったらいくらでも抜けるけど、技術者の立場として言えば、もっとセキュリティーを上げたいとか、もっと。。もっと。。ときりがないわけで、それじゃいくら工数をかけても足りなくなってしまう。でも営業的には過度な品質はいらないんですよね、要求を満たす品質が保てれば。
といっても結局、見積もりが高かろうが安かろうが同じ仕事してしまうんですよね。
投稿情報: Tan | 2005/12/14 15:35
お疲れ様です。
いや、まさにつくり手のスキルはコストとは関係ないところにありますよね。システム面よりデザインで解釈した方がボクの場合はわかりやすいのですが、コストを抑えるから、質の悪いデザインでいいや、とか対応しようがないですもんね。
強いて言えば、時間を掛けないようにしようってところでしょうかね。
投稿情報: RealPad | 2005/12/15 02:30