:::Webディレクターズブログ:::

アタリハズレ

先日のエントリーのつづきっぽい感じですが、「あなたのことを教えてください」の前に「私のことを知ってください」というのがありますよね。コミュニケーションの話なのですが、プライベートな恋人や友人だったら、とりあえず探りながら付き合うこともあるでしょうし、フィーリングが合えば、それは自然と長い付き合いになっていくはずです。
ビジネスにおいてはどうでしょう？新規のお取引の場合に何を以って判断するでしょうか。何かをつくる、ということであれば、まずお互いを知ることから。
ポジティブな例えではないですが、わかりやすいところだと見積もり(お金の話)から入ったりすると「アタリハズレ」があると思うんですよね。

Webのコンサル/制作に携わる会社の「できること」の幅は技術、デザイン諸々、ホントに広いんです。「私のできること」。まずここから知っていただきたいな、と。
付き合う前に、まずはお友達から、じゃないですが、いろんな会社のそれぞれの「何ができるか」を探ってみる。まぁそんな感じです。

敵か味方か？

ビジネスにおいて、仕事を依頼する立場、依頼される立場という関係を強調させてしまうと、(例えが飛躍している気もしますが)敵か味方か？の性質が表れてくるような気がします。
互いの利益、不利益を意識しがちになり、どちらが良いポジションを取るかの駆け引きになってしまったりってありません？良い関係性を構築するために相手とのギャップの深さを測る、ということに始終労力を使い、疲弊することはナンセンスです。

この話題についてしかリアルに例えられませんが『Webをビジネスに活用する』というプロジェクトがあったとして、そのお仕事を依頼されるボクらはご依頼頂いたクライアントのパートナーという立場です。この相対関係は同じ目標に向かうタッグチームです。では、勝負の相手はどこに居るのか？それはマーケットであり、クライアントの商品/サービスに対するターゲット、つまり顧客ということになります。

パートナーはニュートラルな考えを持ちますが、クライアント側に立っています。顧客という絶対的なターゲットを見失わなければ、良好なコミュニケーションが成立するはず、です。

Web制作を依頼する

Web制作を依頼のされ方は、それはもういろんな入り方があります。「(漠然と)ホームページをつくりたい」「携帯サイトをつくりたい」とか「トップページはぜひFLASHで」「女性に受けるイメージで」とかですね。最近ですと「ブログをやりたい」ってのもありますね。
これらは「何かをやりたい」「こんなサイトにしたい」という『こんなのつくりたい系』です。(勝手に命名しました)
もう一つの系統に「自社の商品をネットで売りたい」「SEOに力を入れてアクセス数をあげたい」などの『目的アリ系』があります。（陳腐な分け方で申し訳ない…)

そうですね、可能ならば「ウェブサイトで何かをやりたい」と考えられたのなら、まずは「こうしたい！」というご要望をお聞かせいただく前に、どんな商材/サービスで事業をされているのか、を知りたいですね。そうすれば、その事業に対してWebでどう取り組んでいくか、どのようにしてWebからメリットを得ていくか戦略を練ることができます。

前述した『こんなのつくりたい系』の発想だと、どうしても機能やビジュアル面を追い求めがちになります。確かに競合他社がやっていることやデザイン的に美しいサイトを参考にしたい、と思ってしまいますよね。でも、他社には他社の、自社には自社にしかできない成功パターンがあるはずです。
まずは「Webの可能性」を探ることから、Webで何ができるのか？というまっさらな所からご相談いただいた方が、発想の幅が広がることも少なくありません。

教育における経済合理性

JMM Japan Mail Media - 村上龍監修による「金融、経済」がテーマのメールマガジン。(Yahoo!Japanにも、こう登録されているので、そのまま)

の書籍化されたものがあるのですが、それのvol.8“教育における経済合理性　教育問題の新しい視点”の帯に『自分の好きなことを発見し、人生でできるだけ有利に生きること、それが1つの合理性。「いい子」は「戦略」を持っていなければならない。』と書いてある。
本文中には、“有利”という意味については「金銭的利益だけを意味するものではない」とも書いてあります。

当然、ボクは「子ども」ではないですが、“合理性”というものをライフスタイルに意識的に結び付けてはいないです。
お国柄、ドライな印象を受けやすいキーワードですが、ビジネスにおいても、プライベートにおいても“非合理的”であるよりは“合理的”であることがスマートだな、とは思いますね。

千鳥

『和柄』が流行っているみたいですね。使えないかなー、と思って古いMOを漁っていたら、以前描いた『和柄』のパターンが何種類か入っていて、その中に“千鳥”を見つけました。
改めて思いますが、この単純明快さは、現代でもキャラクターとしてだって成立しますよ、多分。

料理は目で楽しむ

先週、温泉旅館の撮影へ行ってきました。その写真がカメラマンから本日あがりまして、写真の整理をしながら、現場のことを再び思い出しました。
左は数件巡った中のある旅館のお料理なのですが、お皿も雰囲気がありましたし、なんといっても紫陽花と共に盛られたディスプレイが素敵でした。
そら豆にゴマで目玉をつけてカエルになってるんですよ！
季節柄、こういったディスプレイだったのでしょうが、また違う季節に行ったら、どんな感じなんだろう？って、また行ってみたくなりますよねぇ。仕事抜きでならもっと楽しいかな。

Web広告ライター

Webにおいて、本気でライティングを考えれば“キリ”が無いですが、検索エンジンの仕組みを熟知し、日本語をきちんと理解できる「Web専門のライター」が増えてくれば、新しい職種として台頭するんじゃないでしょうか。
「メルマガライター」さんとか「ブログライター」さんとか現在も当然居ますが、「Web広告」もできれば、これは強いですよね。

↓こんな記事があったので。文脈型広告とはねぇ。

米Six Apart，ブログ・サービス「TypePad」で文脈型広告を導入する機能を提供(IT Pro)