:::Webディレクターズブログ:::

フロントランナー

朝日新聞の土曜日の別紙「be」に連載中の「フロントランナー」という特集が好きで、よく読んでいるのですが、Webでバックナンバーを掲載しているとは知らなかった。大きな、もしくは急成長の企業トップ、著名人などへのインタビュー記事なので、その考え方や経験談は非常に興味深いです。

評価の視点

「そのサイト(を運用するため)の目的はなんですか？」とはボクらはよくクライアントさんに尋ねますが、視点を変えれば、「ボクらは(Webサイトの制作/運用に関して)何をお手伝いしたら、評価してもらえますか？」とも言えます。

これって結構、強気な発言にも取られそうですが、ボクらは依頼された案件、そのビジネスにおいて「Webで出来ること」を持っているノウハウでお手伝いするわけです。「何をすれば良いのか？」「何を期待されているのか？」まぁ、実際いろんな矛盾も多いですが、やはり、その部分が明確でないと“手探り”で進まざるを得ないことも多いです。

「目的」は必ずあるはず。それは実は「経営戦略」まで踏み込んで然るべきな、単なる「Web制作」って枠を超えたところに。
「モノを創る」の部分だけでは測れない価値を共有できれば、と。

アクセスログ解析

このブログ(TypePad)にも「アクセスログ解析」の機能がついていて、アクセス数やどのページが見られたか？などの分析をすることができます。
キーワード検索、『○○○○』で訪問してくれたんだな、とか、このエントリーが多くの人に見てもらっているな、とかわかる訳です。

このブログはモニタリングが目的なので、特に実益を求めていませんが、企業サイトの場合ならば、こういった「アクセスログ解析」による分析は生命線です。ログにはたくさんのマーケティングに活用できるデータが保存されています。いつ(時間別アクセス分布)、誰(ホスト名：IPアドレス)が、どこ(リンク元サイト)から、何人(訪問者数)、アクセス(ページビュー)したか？

ざっくり、話してしまいましたが、ニーズは多様化し、それに連なり「アクセスログ解析」も多機能化しています。

なぜ今、この話しをしているかというと、まだまだ“放置された”サイトが多く、Webには特に多くのことを期待していない、という現場に直面するからです。もしくは「Webにできること」など深くは考えたことも無い、というケース。単純に多くの方に見てもらいたい、とは思われているようですが、それだけでも「アクセスログ解析」によって、なんらかの改善策が見つかるんです。

販路拡大

本日は、とある食品販売店の方とお話しする機会がありました。
今年の3月にオープンしたばかりの新しいお店で、店舗の責任者の方も意気込みも高く、これから十分期待できる要素を持つ商材をお持ちです。

まず、地元での認知度を上げるために、広告媒体の一つとして利用する。というお考えがあったのですが、販路拡大の為にも、ぜひECサイトでの展開に力を入れていただきたいと思っています。
具体的なプランニングに関しては、これから先の話になるので、まだなんとも言えないのですが、ECサイトを構築する、しないではこれから先の1年、2年の商売上の収益は大きく変わってくると思われます。実店舗とは別に、『可能性』で言えば、全国レベルの販路を得るわけですから。

もちろん、全ての商材/サービスが大成功を収める訳では無いですし、Webサイトを構築したから、後は放っておいても良い、という訳ではありません。いかに戦略的に運用していくか？というところが重要になってきますね。

冷製パスタ

はい。本日の簡単夜ゴハンです。 味付けはオリーブオイル、お酢、摩り下ろしたタマネギをベースにバジルと塩こしょうを絡めたもの。上に乗っているのは、プチトマトとキノコをバター醤油で炒めたヤツですね。キノコは冷やしておくとGOOD。京菜と雑魚のサラダは和風ドレッシングで。

あー…、ウェブとか関係ないですね。料理はキライではないので。

「強み」引き出しライブ!!ご報告

先日の6月15日(水)に行われた「“強み”引き出しライブ!!」のご報告。
「日本明確化協会」の皆様、わざわざお越し頂きありがとうございました。

テーマの通りですが、「自分の強み(ビジネスで有効に活用できる)を引き出す」というところが主旨です。メンバーの方々の経験談や会長の三井さんのお話し、面白かったです。

いわゆる「営業」的な職務の方の中には「自己啓発セミナー」のようなものに参加したことがある方もいらっしゃると思いますが、今回の対象は「クリエイター」ってところがポイントでした。

ボクは直接的なクリエイターではないのですが、お話は大変よくわかりました。もっともクリエイターがどうだとか関係無い次元で、「自分にできることは何か？」ということですよね。
ビジネスで捉えたら、自分の持っている技術や、提供できるサービスは何か？そして、クライアントのために、もしくは共にできることは何か？(目線が偉そうでスミマセン…。)ということは考えていたいですね。なおかつ、レベルは当然高く、他と差別化もできていればもっと素晴らしいかな。

ビジネスのパートナーとして、手法はどうあれ、同じゴールに向かうために自分のできることをする。ココは大前提。
それとは別に貪欲に自分のスキルを磨いていくことは、自分との勝負のような気がします。磨いた刀も使いどころがなければ意味は無いわけですから。刀を振り回しているだけ？ってな感じでしょうか。剃刀でも切れる場合には大太刀回りする必要は無いですよねぇ。そのスキルを発揮できるチャンスが来た時に、刀を鞘から抜けるってのが格好イイなぁ。

つづくー

オダギリジョーがＴＶＣＭする“ライフガード”。『つづくー！』が気になって見てしまう効果について。その「つづき」はこちらです。
ＴＶとウェブの連動、また、(昨年の話ですが）コミックス「スラムダンク」1億冊突破記念の新聞広告後の驚異的なアクセス数のニュース(サイトはクローズ)などからしても、メディアで興味を惹きつけて、ウェブへ誘導する手法は今後も流行りそうな気配。
ウェブでしか見れない、ウェブだけ、というプレミア感が高いですよね。

タレント起用や有名なコミックスだから、という要素は大きいとは思うのですが、(広告規模が)小さな仕掛けだとしても、サイトへ誘導する効果はある、と言えます。実際、SPツールにURLを記述しただけでも、それが出回った直後にはアクセス数が伸びる、ということは経験してます。

この先に何かあるぞ、という期待感とその期待に応えるサイトが上手いこと連携したときに何らかの効果が出るはず。最終的にはそのサイトの目的が果せたときにはじめて「成功」と言えるのですが…。

「強み」引き出しライブ!!

えー、もう明日になってしまったのですが、公開セミナー『「強み」引き出しライブ!!』というのをやります。内容は、

○経営者・起業したい方・クリエイター・営業で数字を伸ばしたい方 　　
本気で何かをしようとしている方たちの集いです。 　　
～とりあえず本は横に置き、一緒に実践しませんか？～

自社の商品・サービスの良さ！売り！がお客様に伝わりにくい！
自社の商品・サービスの良さ！売り！はその会社の「強み」です。

自分の性格や良さが自分で分からないように会社も自分では見えない！ その「強み」をハッキリさせるのが「強み」引き出しライブです！

です。詳しくはこちらを。
特にクリエイターという職種に関しては、ウェブ意外でも結構、ご苦労されてる方が多いんじゃないかと思います。でも、まぁ、職種に関わらず、自分の強みがわかってる、わかってないでは商売の仕方は変わりますよねぇ。

デジオ

例えば「デジオの宇宙色々」を見てもらう(聴いてもらう)方が早いと思うのですが、タイトルの「デジオ」。いわゆるネットラジオなのですが、音声ファイル(mp3ファイルなど)をDLして聴く、というもの。（※個人的な内容が多いです、不思議なものもあります…。）「デジオ」の名称の由来も「でっちあげラジオ」の略、ということらしく、インディーズ的な良い意味でのユルさも大いに感じられます。

iPodなどのmp3プレイヤーに、これらをDLして聴くことをPodCastingと言いますが、ブログ同様のRSSフィードを行っているサービスも有り。

ウェブの新しい技術は大手ポータルはもちろんですが、マイナーなところからブームに火付けが起こるケースがあって、「これから何が来るのか？」すごく悩ましいです。即、ビジネスに応用できるものであるかはわかりませんが、情報収集とその技術が成長するかどうかの見極めが必要になりますよね。

企業のウェブ担当者さんなんかは、業務として専門的に情報収集だけしていても良いんじゃないかとか思ってしまいます。「これはこういった利用方法で広報に使えるな」とか。後は応用力とアイデアの問題。

Google Video

米Googleから。「Google Video」(ベータ版)という動画検索サービスの話題。プログラム「Video Upload Program」を利用し、動画をアップロードすることによって、動画を公開できるサービス(※現在は受付段階のみです)。日本版はまだ無いので試しはしませんが…。

ネットでも音声や映像のインデックス化がどんどん進んでいきますよね。ビジネスとして考えれば、ウェブ技術はますます“つくりかた”より“どう利用するか？”ということが求められてきそう。